県・市町村 技術支援SUPPORT

橋梁点検(地域一括発注)

道路施設の急速な高齢化に対応するため、平成25年7月改正道路法が施行され、道路橋、道路トンネル、シェッド、大型カルバート、横断歩道橋、門型標識等の、点検、診断、措置、記録が義務化されました。
特に橋梁については、土被り1m未満のボックスカルバートを含め、橋長2m以上の橋梁が対象となり、岐阜県内42市町村が管理する橋梁数は約20,400橋です。
ところが、市町村の中には、職員数や技術力の不足といった課題を抱えているところがあり、点検~維持管理のメンテナンスサイクルを回すことが困難な状況にあります。 
このため、市町村が実施する道路橋の点検、診断等の業務をセンターが受託し、受託内容の一部について複数市町村の業務を地域単位でまとめて点検作業者に発注する「地域一括発注」を実施しています。
また、道路管理者が行う点検現場で、点検時の着目点や健全性の判断基準等について勉強会を開催するなど、技術力向上の取組みも行っています。

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受託実績

年度 市町村数 橋梁数
令和5年
令和4年度 26 1,500
令和3年度 20 2,000
令和2年度 31 2,200
令和元年度 30 1,800
平成30年度 32 1,800
平成29年度 29 2,500
平成28年度 30 2,600
平成27年度 31 2,800

※橋梁数は概数